十夫の将、百夫の将

 表題は、「三国志」蜀の宰相【諸葛孔明】の『将器論』である『十夫の将、百夫の将、千夫の将、天将と、将には将たる器がある。』の一部であります。私自身、常日頃心がけようと勉めていますが、中々思うようになりません。しかし心がけていれば、いつかその様になれる筈と努力はしているつもりです。まだまだ足りませんが、リーダーとして活躍している皆さん始め、多くの皆さんにもお伝えしたく、ここに紹介します。
なおこの文章は(株)アイウイル社長の【染谷和巳】様の文章を抜粋させて戴きました。
 《 将には将たる器が備わっていなければならない。将の器は小から大までさまざまである。朝早くから深夜まで働き、休日も返上して仕事中心の毎日を送り、困難な問題が発生すると自ら先頭に立って解決に力を尽くす。この将の器は小さい。十夫の将である。
 問題を発見して、部下に適切な指示を与えて問題解決にあたらせる。部下の能力を把握して適所に配置し、その働きを公平に評価して賞罰を行う。私欲は小さく、組織の経営に全力を傾注する。この将の器は中くらいで百夫の将である。
 魅力あるビジョンを掲げて部下の意欲を喚起し、ビジョン実現のための具体的計画を立てることができる。勝つための戦略はバランスが取れていて巧みである。思いやりのある行動と優れた説得力で部下を信頼させる。幹部層の信頼が厚く、幹部層は厳しい命令にも喜んで従う。人に対して常に誠実、厳格そして寛大。この将の器は大きい。千夫の将である。
 人々への愛情が充分で信義に厚く、隣国も頭を下げて服し、世界のあらゆることを知っており、世界を我が家のように見なすことができる。この将の器は測り難いほど大きい。天下を率いる、天将である。 》
 この『将器論』は、春秋戦国時代の軍隊の将について述べたものですが、会社と言う組織の中でも、勿論あてはまります。たとえ一人の部下でも、人の上に立って仕事を進めて行く人にとっては、それ相当の器が必要です。器とはその人の総合力です。総合力とは、気力、体力、知力と思考力、行動力、人間性(心)などの総体であり、数値で表すことができないものです。人の上に立つということは、場合によっては、部下の全人生の行く末をも左右してしまうことが、起こり得るということです。ですから一夫の将も、十夫の将も、百夫の将も、千夫の将も、上司である以上相当な総合力を身に付けるために、精一杯努力し続けなければなりません。総合力という数値では測り得ないモノ、であるがゆえになおさら常日頃の努力が必要なのです。
 KONOIKEは、社員の数は百名足らずですが、ステークホルダーの方達は数千名にも及びます。特に株主数は減ったとはいえ、約千二百名にも及んでいます。私達はこれらの多くの方達の期待に沿うべく、将としての器である総合力を、更に更に身に付けましょう。

素晴らしい未だ見ぬKONOIKEに会う為に今頑張ります