会社の健全度

表題は以前にも紹介した、元ゼネラルエレクトリック(GE)の会長兼CEOで名経営者として世界中に知れ渡っている【ジャックウェルチ】が著した「私ならこうする」という本(日本経済新聞出版社)の中に載っている内容です。【ジャックウェルチ】はこの本の中で、世界中のビジネスマンからの様々な質問に、彼自身の明確な考え方で答えています。ここに紹介する質問は「会社の健全度を知るのに適した基準を三つあげるとしたら、それは何でしょうか」という質問です。彼は次のように回答しています。
 『管理職についている人は誰でも、それぞれの業種にとって重要な統計数字を指標として持っていると思う。製造業に従事する人にとっては、在庫回転率、納期遅延率、単品原価などだろう。マーケティングなら、新規顧客獲得率、市場占有率、売り上げの伸び率。コールセンターのマネージャーなら、電話が鳴ってから出るまでの時間、途中で切られた電話の数、社員の定着率などだろうか。だが街の小さな店だろうが、多様な製品を扱う多国籍企業であろうが、事業を経営している人が実際に使える指標が三つある。社員のやる気、顧客満足度、そしてキャッシュフローだ。この三つの尺度があなたの知りたいこと全てに回答を与えるわけではないが、相当のことを語ってくれる。現在、そして将来にわたって会社全般の業績をずばり教えてくれる。』ここからは私なりに抜粋します。『最初に社員のやる気のレベルだ。会社のミッションを信じ、それをどう実践したらよいかを理解する熱意に満ちた社員がいなければ会社は競争に勝てない。その為には少なくとも年に一度は社員の意識レベルを調査するべきだ。だがその調査は社員食堂の料理の質だとか、会社の駐車場の空き具合といった些細なことになりがちなのでそうならないように。意義ある意識調査はそんなものとは天地の開きがある。社員が会社の戦略的方向性をどうとらえているのか、自身のキャリアアップの可能性をどう考えているのか、等を聞く。「皆さんは会社の目標を完全に理解し、受け入れ、支持していますか。」「社長がスピーチ等で話していることと、あなたが毎日従事している業務との関連性を感じますか。」など尋ねるのだ。最も優れた社員の意識調査はたった一つの質問で済ませることが出来る。
私達はみんな一つのチームになっているだろうか?」
 次に大事なのが顧客満足度の調査である。これには直接顧客に会って「当社がもっとよくなるには何ができるでしょう?」という質問を何十通りの形で問いかける。顧客が商品やサービスを他の人に勧めるかどうか探りだすまで席を立つな。それが顧客満足度を計る厳しいテストだ。
 最後に大事なのがキャッシュフローだ。キャッシュフローは嘘をつかない。他の数字は会計業務の中で仮定に基ずくものがあるが、キャッシュフローはそのものだから。
社員のやる気、顧客満足度、キャッシュフローが正しく現れていれば、あなたの会社は勝利に向かっていると信じてよい。」
KONOIKEは勝利に向かっているでしょうか。私はこの【ジャックウェルチ】の教えのように考え、行動したいと思います。皆さんもう一度『私達はみんな一つのチームになっているだろうか?』を問い直してみましょう。そしてもし、そうでないのであれば【なぜ、なぜ】を繰り返し、原因を探り全員が納得して一つのチームに成れる様頑張りましょう。又顧客満足度についても、お客様に『当社がもっとよくなるには何ができるでしょう?』といろんな形で問いかけて行きましょう。又キャッシュフローについては、お蔭様で現在は心配ない状態が続いて来ていますが、これはもっともっと上を目指して行くべきだと思っています。いずれにしてもこの三つの指標を積極的に意識して、素晴らしいKONOIKEを全員で創って行きましょう。

『素晴らしい未だ見ぬKONOIKEに会う為に今頑張ります。』