鉄は熱いうちに打て

3月になりました。「春は名のみの・・」と歌にあるようにまだ寒い日が続きますが、それでも「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」です。季節は本当に正直です。
今期、中間の期末を迎えますが、春の近付きを感じさせるような上昇気分の毎日でいたいと思います。 
表題は、熊平製作所さんから送って頂いた
『抜粋のつづり』の中の72佐々木正美さんの「自立に必要な依存と反抗」を読んで、私なりに改めて実感したので題名としました。
子育て中の皆さんや、組織における人間関係において知っていて欲しい内容でしたので、抜粋して紹介します。
《 子供は幼い時から、依存と反抗、言葉をかえますと、
「甘え」と「わがまま」を繰り返しながら、自立していきます。
そして子供は幼い時ほど、心から信頼できる人にしか、甘えやわがままを言いません。
心の底から信じたいと思っている人にだけ、思い切り甘えたりわがままを言って、自分への愛情を確かめようとしています。
そうすることで、自分はこんなに愛される価値のある子供なのだということを確認したいのですこの確信を得ることが、安心して生きて行く意欲や力の元になるからです。・・・

 子供に限らず人間は、自分が他者から愛され、大切にされている存在であると自覚することで、自身や意欲や希望をもって、活動できるようになります。
私達が学校で周囲の仲間や先生から、職場で同僚や上司から、どのように評価され愛されているか、そしてその結果、どんな気持ちでどのように活動することができるかを考えてみれば、よくわかることでしょう。
学校でも職場でもそこの環境や人々にどれだけ安心して頼れるか、不安なく発信できるか、信頼(依存)と自己表現(主張)ができるかが、自分の「自立的な」存在を自覚し、実感するために不可欠なのです。
そして、このような生き方の基盤が、実に幼少期の育ち方にあり、それはその後何十年も、その習性を持ちながら生き続けていくことになるほど、大きなものなのです。
この知見を私は実証的な研究と臨床活動で高い評価を得ている、アメリカの乳幼児精神科医
「ブルース・ペリー」の著作から得ました。
ペリーは
「赤ちゃんが、泣いて訴えることに何千回も応えてやることが、その子が大きくなったとき、周囲の人との人間関係に、喜びを見出す感情の基盤を育てることになる」と主張しました。
赤ちゃんの訴えに何千回も応えるやさしい親(とくに母親)の愛情が、その後、充分な依存と反抗の中で、その子のアイデンティティを育て、自立へと離陸させるエネルギーとなるのです。
まわりの人間関係に不安や失望を感じ、その結果、ひきこもる人が百万人もいるといわれる私達日本人が、じっくり傾聴しなくてはならない言葉だと、私は思います。 》
「三つ子の魂百までも」と言いますが、先生はこの他の文章の中で、幼いその時にしか得ることが出来ない勉強体験は、大きくなってからした同じ体験とはまるっきり違う結果になると言っています。
例えば、身長を伸ばすために食べるのはその時期に食べないと、後で
5倍食べても伸びません。
まさに
「鉄は熱いうちに打て」です。

       『 素晴らしい未だ見ぬKONOIKEに会う為に今頑張ります。 』
        

                            以上