どうなる生産緑地

平成29年の税制改正セミナーなどが実施されている昨今。

気になる内容がありました。それは「生産緑地」に関する内容です。現在500㎡以上の農地を生産緑地にすることで固定資産税が軽減されますが、この内容が変わるかもしれないということでした。

❚何が変わるの?

全国賃貸住宅新聞の記事がこちら▼

 

現在はまだ「案」の状況ですが、2017年5月1日の全国賃貸住宅新聞によると、一部改正案が衆議院を通過したとのこと。内容について簡単に2つ書いてありました。

❶「500㎡以上」から「300㎡以上」に面積を引き下げる。

❷生産緑地内にレストランや販売所を設置できるようにする。

 

 

❚「生産緑地」が誕生した背景

静岡市での生産緑地制度は2004年に始まりました。静岡市と清水市が合併し、その後政令市に指定されましたが、その際に市街化区域内農地の固定資産税が宅地並み課税になり、今までの固定資産税の4~5倍ほどに跳ね上がることに。農家の皆様は反対運動をおこし、数百人の農民が市役所ロビーに座り込みをし講義をしたそうです。そこで静岡県農民連は市と農業委員会に対し、農業と農地を守る為に速やかに生産緑地を実施することやわかりやすい資料で全農家に知らせることを要請し、生産緑地の実施と説明を実施していくこととなりました。

❚生産緑地の解除

そんな生産緑地ですが、指定面積が減る可能性があると言っても一番の課題は「農業を続ける人の減少」ではないでしょうか。当社でも、農業が出来なくなってしまい生産緑地を解除し、賃貸マンションを建設されたオーナー様もいらっしゃいます。先祖代々受け継いできたお土地を簡単に手放すことも出来ず、でも何も出来なくなってしまうという時などは土地の活用を考えてみるのもひとつの手かもしれませんね。

 

<生産緑地を解除し建設した事例>

❚アルバグランデ(清水区南矢部 2LDK×12戸)

山の斜面の生産緑地を解除し、賃貸マンション12世帯を建設させて頂きました。エントランスが広く日当たりの良い賃貸マンションです。

▲エントランスには坪庭を設け、緑を愉しめる空間を設けました。また、廊下にはアルミのルーバーを設置し、防犯面の強化をしております。多少の雨風は防げるので廊下に何もないより快適に過ごせるかと思います。

 

 

今後生産緑地についてどう変化していくか、気になる所ですね。生産緑地内にレストランや販売所を設置というのも気になります。最新情報についても随時更新していきます!お楽しみに。

【参考】

生産緑地地区:静岡市

国土交通省