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狂を発す

こんにちは。
今回の政権交代は明治維新・大東亜戦争に次ぐ日本の近代史上三度目の「日本人が狂を発した」出来事であるとあるコラムに書いてありました。
政権が変わり大きな政策転換が実施されることと思われます。
 
さてその中で地主さんと切ってもきれないご縁の相続税ですが・・・・
今回の総選挙で第一党を獲得した党が出している政権公約に、相続税は法定相続分課税方式から遺産取得課税方式への意向を明記してあります。これが実現すると実質的な増税になります。
 
以前から「公約を実現する為の財源がない」と指摘されていますが、公約を実現するためにより増税する方向に向かっていくのでしょうか??
気になるところです。
 
現在相続税は、現在基礎控除というものがあるおかげで亡くなった方の内、4%程度の人しか課税されていません。
金額で言うと、毎年大体70兆円程度の遺産が次世代の人に引き継がれて行く中で相続税の納税額は1兆円程度/年だそうです。
まだまだ相続財産から税金が取れるのではという声は以前から根強いそうで、公約に明記してある増税をしてさらに基礎控除額の引き下げ等をして相続税の増税ということも甚だ現実的になってくるんではないでしょうか??
 
そうなれば、現行の土地評価方法のままだと地主さん達は今以上に大きな税負担を強いられることになってしまいます。
 
こういった動きに関しては敏感に情報収集・分析し実際の納税者(地主さん)にお届けしお役に立っていきたいものと思います。