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ついに着工しました

ご存知の方も多いかもしれませんが、当社ホームページでは各支店のブログ以外に各建設現場の進捗レポートのページがあります。
そこで先日アップされた記事があります。(仮称)SEハイツマンション新築工事の進捗レポートです。
こちらは静岡市葵区ある文教学区での現場で、年末に無事着工したのですが、着工前のストーリーを簡単にご紹介させていただきます。
この計画地には、築39年の鉄骨造アパート4世帯と築37年の鉄筋コンクリート造のマンション16世帯の2棟の集合住宅が建っていました。
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入居が見込めるエリアではあったものの、建物の老朽化により家賃の低下や修繕費の増加が著しく、数年の年月を経て建て替えを決断されました。
昨年の春にご契約をいただきましたが、本計画地の2棟の集合住宅には12件の入居者さんが住んでいらっしゃいました。
そこから数ヶ月の歳月をかけ入居者さんの退去手続きをし、秋からこの2棟の解体工事が始まりました。
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古い建物ともなると長く住んでおられる方もおります。しかし、お施主様のご協力もあり退去手続きは無事終了しました。
古い借家やアパートをお持ちの大家さんの中には、将来的には建替えをしなければと漠然と考えてはいるものの、今ではなく入居者さんが出て行ったら検討するという声をお聞きします。
ただその時期を待つのではなく、こういった建て替えなどの資産の組み替えの事例を参考にしていただきたいと思います。
老朽化した建物を所有しているメリット・デメリットは、またそのリスクは?
建て替えやリノベーションで資産に手を加えるメリット・デメリット、目的とまたそのリスクは?
手を加えるにも、いつ・どのようなものを・どのような形で着手するかが課題になります。
いずれにしても様々な手法が考えられます。
今回のケースに関しては、早いうちから様々な活用を比較→何が適しているか市場調査の実施→入居者さんの退去手続き→2棟の集合住宅を解体→
―結果、現在の時代にあった、そして将来も入居が見込めるような広めかつ複合の間取りで形成された1棟の賃貸マンションに生まれ変わることになりました。
外観も一際こだわったものになりますので、引き続きご注目下さい!
ありがとうございました。