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紅葉の季節です!

紅葉の季節ですね。
紅葉と言えば、「もみじ」ですよね。
もみじは、カエデの一種で葉の形によって細かく種類が分かれています。日本各地で見られる代表的な種類のものは「イロハカエデ」別名「タカオモミジ」と呼ばれています。「タカオモミジ」と呼ばれる由来となったのは紅葉の名所である京都郊外の高雄山に多いからとのこと。
日本のカエデ、モミジとその歴史
この「イロハカエデ」は比較的掌状にわかれた部分が細く、翼の部分が5~7枚というのが特徴。これに対し、もう少し葉が大きく、翼の長さが2cmいじょうあるものを「ヤマモミジ」と言い、本州中部以北から北海道に生息しているそうです。静岡で見るのは「イロハカエデ」が多そうですね。
では「カエデ」についてもう少し詳しく調べて見ると…
カエデ類は世界に120種あり、主として北半球の温帯に分布しており、日本国内では20余種との事。カエデは全て落葉高木で葉は節から2本出ている「対生」と呼ばれるタイプです。
葉の形は、掌状に分裂したいわゆるカエデ形が最も多く、全く裂けない単葉や3~5枚の葉からなる複葉もあります。カエデは古くは「かえるで」と言い、万葉集にも登場します。
わが屋戸(やど)に  黄変(もみ)つ
鶏冠木(かえるで)見るごとに
妹を 懸けつつ  恋ひめ日は無し
江戸中期に出された、伊藤伊兵衛著「増穂地錦抄」には36種が記載され、明治中期の「槭便覧」には202種が培養されていた記録があるとの事。
紅葉の良し悪しは、その年の気候にもよりますが、その生えている環境、種類によって左右され、また固体差もあるようです。
カエデの名所、家紋
カエデの名所は、特に昔から著名なものは奈良県の滝田川で、現在1万本が植えられているそうです。他には、岐阜県美濃市の楓谷は「楓谷のヤマモミジ樹林」として天然記念物に指定されています。また、カエデは文にも多く使われており、公家では今出川(藤原氏)、武士では旗本の市川、高山、八木の諸家の家紋となっているそうです。
日本で見られるカエデの種類
・メグスリノキ
・ヤマモミジ
・ウリハダカエデ
・チドリノキ
・コミネカエデ
・トウカエデ
・タラユギカエデ

・オガラバナ
・ミツデカエデ
・アサノハカエデ
・イタヤメイゲツ
・ハウチワカエデ
・イロハカエデ
・ミネカエデ
・イタヤカエデ
・ウリカエデ
・ヒトツバカエデ
・カジカエデ
・ネグロドカエデ
・ハナノキ
・サトウカエデ

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(写真は百科事典より)
紅葉(毛無山にて)
それでは、少しですが紅葉をお楽しみください♪
毛無山・・・山梨県南巨摩郡身延町にある山です。

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