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夏至

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さて、6月21日は「夏至」ですね。
日の入りが遅くなる為、子供の頃は夜7時過ぎまで外で遊んでいた記憶があります。夏至の日は春分の日に比べ、1時間15分分日の入りが遅くなると言われているそうですね。春分の日の日の入りがおよそ夕方6時とすると、夏至の日の日の入りは7時15分ということになります。

 

日本では、1年を4つに分け、さらにそれを6つに分け、4×6=24つの季節があると考えられてきました。カレンダーにもよく記載されていますね。今日は1年を大きく4つに分けた、それぞれの日についてまとめてみました。

 

 

 

 

 

春分の日

◆時期:3月20日~21日頃。

国民の休日でもあります。

昼と夜が同じ時間と言われ、日の出は朝6時、日の入りは夜の6時と言われています。

春分の日が来ても「まだまだ寒いなぁ」と感じるときもありますね。

 

夏至

◆時期:6月21~22日頃。

昼間の時間が一年で一番長くなる日と言われています。

昼間が長くて暑いのに、国民の休日ではありません(笑)

今年は6月21日が夏至です。

静岡では、春分の日に比べ、1時間15分日の出が早くなり、1時間15分日の入りが遅くなるそうです。

 

秋分の日

◆時期:9月22~23日頃。

春分の日と同じく、昼と夜の時間が同じになると言われている日。

こちらも国民の休日。

 

冬至

◆時期:12月21~22日頃。

昼間が一番短く、夜が長いとされる日。

昼間日向になる時間が一番短いので、日影規制については冬至の日の太陽の動きを参考に日影図を描きます。

 

日の入り 日の出

 

このように、昼間と夜の時間に関しては、1年を通して定期的にかわっていきます。
建物を設計する時には、「日影規制」に基づき、一年で一番日陰になる時間が長い時、
つまり「冬至」の時点での日の落ち方を参考に、日陰図を作成し、周りに影響の無いように
図面を描いていきます。

冬至の時、太陽が真南に来た時を12時とし、朝8時から夕方4時までの間で日影がどう
動くかチェックしていきますが、この「太陽が真南に来る時間」というのは、
地域によって時間が変わってきます。
(中央標準時とされているのは兵庫県明石市です。)
例えば東京だと、明石市より東にありますから、明石市よりも20分早く真南に太陽が来ます。

他にも細かい規制が沢山あります。
設計士という仕事は色々な規制をきちんと把握し、図面を作成しているのですね。